都市・Sun
◇年中晴天の摩天楼。都市・Sun
■ 代表者…天照大神
■土地
場所は日本の京都。その市街のど真ん中に位置する。(イメージはバチカン市国のような感じ)
日本国内に構えているが、都市・Sunの土地の中では別の法律や規律があるため、少し異質な雰囲気を漂わせている。
(気候)年中晴れ。夜間も月が雲に陰ることはない。都市・Sunの土地のみ晴れて、周りは雨や雪などが降っているという一種の異常気象が起こっているような状態がずっと続いているが、理由や仕組みは不明。
(収入源) 各国、そして各都市との交易…と名目はあるが詳細は不明。
あとは、この都市を統治する三神を信仰している者たちからの"御布施"と呼ばれる資金もどこからともなく入ってきている。金銭面は苦労していない模様。
(食料)輸入頼り。農作物が営めるような土地は無い。そもそも土地が狭い。
【人柄】
この地に所属する人間は、アマテラス、ツキヨミ、スサノヲの"三神"、それに仕える"氏神"、"氏子"と呼ばれる人間がいる。仕えている人々もどこか人間味が欠けた者ばかり。都市・Sun出身者は一人も居ない。三神も別の国の出身である。
三神の上位存在も居ると言われているが、氏神や氏子は一切会うことは出来ず、ツキヨミ、スサノヲは冠位を与える際以外に会えないと言われる。(会う、と言っても、すだれや屏風越しなど、直接顔を合わせることは出来ないようになっている)
また、【天照大神】【月夜見 尊】【素戔嗚 尊】は、人物名ではなく、役職名であるので、今現在の三神はついぞ最近就任した者ばかりである。彼女らの真名は封印されたもの、捨てられたものとして扱われている。そして歴代のアマテラスやツキヨミ、スサノヲは存在していた、という記録は残っているが、当人達の行方は不明とされている。
■都市概要
惑星の名を冠した人工都市の総本山にして、総括局的存在の都市。
拠点が日本の京都にあるからか、建物の装飾や、そこに居る者すべてが和装や和の装飾を施している。
一見して、管理をするだけの都市かのように見えるが、この都市の内部で行われていることや、人々の生活など、"何も情報が掴めない、流れてこない、漏れ出さない"という一種の不気味さを孕んでいる。
国とは別のものであるため、人口や予算、その他諸々のデータを口外することは一切無いが、その都市の人物が何か事件を起こしたという出来事も出ておらず、不気味なまでに"白"を徹底している都市である。
しかし、国家機密が集合したような場所であるため、ここで必要以上に物事を知ろうとする輩が居れば、その時は2度と外の世界を見ることは不可能である、という不穏な噂が漂っていることは事実である。
■能力
この都市は、他都市のように固有能力が一切無く、三神のみが【神器】という形で常人から逸脱した力を所有している。
氏神や氏子の中にも能力者は存在するが、都市・Sunの固有能力者は一人も居ない。
【神器】は、アマテラスが八咫鏡(ヤタノカガミ)を持ち、ツキヨミが八尺瓊勾玉(ヤサカニ ノ マガタマ)を持ち、スサノヲが草那芸之大刀(クサナギノタチ)を代々所有している。強大な力を所有しており、一見してデメリットのようなものも見受けられないが、そこは追々。